こういう考え方もあるのか!

DIE WITH ZERO を読んで心に残った
5つの事。

老後のため、または経済的自由のためには、資金を貯め、増やす必要があり、この点に特化された書物が世間には多い。一方、本書はお金を使う事に主軸を置いた内容であるが、極端な考え方を述べている訳ではなく、とても納得のいく構成になっている。その中でも心に残った5つを下記の通りまとめたい。(私の解釈でまとめました)

①人生は、お金積上げのゲームではなく、心💙の満足を最初に考える、という考えかた。

お金は多ければ多いほど良い、つまり「お金の多さ→心の満足」と、考えてしまいがちであるが、最初に考えるべきは「心の満足」である。そしてその「心の満足」のためには、いくら必要なのかを考えるべきである。順番を間違ってはならない。

②今にしかできない事に惜しみなくお金を使え

30代にできる事と、50代にできる事、そして80代にできる事は異なる。やりたいと思う事ができる年齢には、限りがある。また同じ経験をしたとしても、行った年齢によって感じ方も異なる。

③「思い出の配当」🔁という考え方

よく友人との間で、「物を買う」?or「思い出」?という話をする事がある。どちらが正解といった回答はないと思うが、私個人的には、「思い出」を選ぶ事が多く、その理由の一つがはっきりした。それは「思い出」には、「配当」がつくという事だ。株を購入している方だとイメージしやすいが、株には「配当」といって、持っているだけで定期的に利益を得る事ができる(配当がない株もある)。つまり旅行などの思い出には、その後も定期的に、その時楽しかった経験を思い出す事によって、幸せをもたらしてくれるのだ。

④自動運転モードをやめる。

最近「会社を辞める」って、とても難しい事だと感じる。大きな不満もなく、適度な収入もあるのに、辞めるという事は、大きなリスクを抱える事になる。何も考えずに働き続けていく方が楽なのでは?と考える事もある。しかし自分自身が満足した人生を歩むためには、今後自分がどうすれば幸せになるかを考え、リスクをとって行動することが大事であると考える。

⑤お金、健康、時間の関係/バランス。

○=ある、❌=ない、△=半分ある。
20代 = お金 ❌、 健康 ○、時間 ○
50代(今)= お金 △、健康 ○、 時間 ❌
80代 = お金 ○、健康 △、時間 ○
亡くなる直前= お金 ◎、健康 ❌、時間 △

おそらく上記は、一般的なケースであり、亡くなる直前にお金を一番持っていても仕方なく、健康なうちに自分にとって価値があることにお金を使いましょう!と、この本で一番伝えたい部分である。

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