アメリカンクラブ🇺🇸で通訳の仕事

初めての仕事は、いつもの3倍疲れる〜💦。
でも、とても良い経験をさせて頂いた。

妻から突然、「来週末、友達の陶芸家の英語の通訳できない?」と言われ、挑戦してみる事となった。「アメリカンクラブ」にて、日本に駐在しているアメリカ人などを相手に、日本🇯🇵の伝統工芸品を出品する陶芸家の通訳である。出品作品は「備前焼」である。

「アメリカンクラブ=(正式名称は、東京アメリカンクラブ)」とは、東京都港区麻布台にある1928年に設立された90年の歴史を持つ日本の会員制社交クラブで、 会員数は1万名以上、国籍は世界50か国以上にわたるとのこと。入会金は約350万、月会費約2万との事。そりゃ、、、、私の知らない世界だ。

そしてこの会場で行われたのが「Decor」 というイベント。私がサポートさせて頂いた備前焼のほか、コケシ、絵画、ロウソク、じゅうたん、照明器具など、約20店舗の出店があった。

私がサポートさせて頂いた出店は、こちら↓

さて、前置きが長くなってしまったが、ここからが本題。
陶芸家の方とお客さんの間に入っての通訳サポートであるが、そもそも私自身備前焼の知識がない。一週間前との事で、準備した内容は下記2つ。

①備前焼の基礎知識をつける。

通訳🇺🇸に挑戦(の準備)

②通訳としての知識をつける。
図書館から手あたり次第に通訳関連の本📖を借りてきた。借りてきて気づいた事であるが、通訳と一言で言っても、様々な通訳がある。会場でスピーチする方の横に立つ通訳、会議などでの同時通訳、そして今回の様な販売サポートの通訳。それぞれ必要な能力やコツが大きく異なる。本を読んで学んだことは、「通訳とは、自分の感情を消して、話し手が伝えたい事を正確に伝える事」である。相手が自分の考えと異なる事を言っても反論してはならず、その通りに伝えなければならない。

そして、当日を迎える🕊。

「自分の感情を消して、、、」と学んだが、しばらくお店に🕴立っていると、販売サポートの通訳は、通訳というより「英語が話せる販売員」としての要素が強いのでは?と気が付く。陶芸家さんを代表して、自分がお客さんへ、その歴史や、工程、魅力を伝えるのが、正しい姿ではないかと思ってくる。

さー大変。
「何か質問を受けたら通訳する」といったスタイルではなく、お客さんが来たら積極的に声をかける🗣必要がある。何から話かけたら良いか不明な中、下記様々なパターンで会話をスタートしてみた。

①備前って知ってますか?
→商品から入る

②どこから来ましたか?
→ 人間関係から入る。

③何を売ってるのですか?(他の出店者)
→ 共感から入る

色々ためしたが、やはり王道の「①備前ってしってますか?」が一番良いアプローチ方法と感じた。ただし口頭だけでの説明よりも、説明図🗾や模型があった方が、わかりやすく、そして興味深く説明できると感じた。

通訳の仕事の範囲を越えているかもしれないが、陶芸家さんの同意があれば、次回はこの方法で進めたいと思う。

■今後の参考のため(説明手順)

①備前って知ってますか?→つかみ。説明の基本手順を準備しておく。

②作られている場所の地図を用意。

③焼き方のパネルを用意→特徴をわかりやすく説明できる様

④おすすめの商品の説明。→最終的には、買って頂きたい。

経験に勝る学びはないと改めて感じた。

■おまけ

初めてアメリカンクラブへ行くため、場所がわからず近くをウロウロ、キョロキョロしていた。なんだか警察官🚓が多く、視線を強く感じる。なぜ???なんと、、、、アメリカンクラブの隣は、ロシア大使館であった😲。どうやらウクライナ侵略に反対する怪しい人に見られていた様だ。

■最後に

帰宅後のビール🍺がとても美味しかった!
慣れない仕事と、8時間くらいの立ち仕事であったっため、ビールが体に染み渡った。夜も爆睡。
とても良い経験をさせて頂いた✨。

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