2023年5月に日経平均株価3万円を超えた。
過去最高値を超える事は、できるのか?
過去最高値は、1989年のバブル時代。皆様は何才?私は18才の高校3年生。その時につけた38,957円が最高値。
【なぜ、今高値なのか?】
主な理由は、下記3つと言われている。
(用語は、下記「経済用語を覚えよう」を参照)
- デフレからの脱却か?
→経済成長には、毎年2%のインフレが必要。日本は長い間、デフレが続いていたが、インフレに転換か?
- PBR1倍未満の企業への改善要求。
→PBRを上げて、株式市場に活気を。
- バフェット効果
→今まで日本株投資を行っていなかったバフェット氏が、5大商社株を購入。(その他の株も買ってね~)
【経済用語を覚えよう】
- デフレ/インフレ
物価が下がるのがデフレ。物価が上がるのがインフレ。
デフレが続くなかでは貯金が正義であり、今すぐに購入しなくても1年後に製品を購入した方が安くなるからだ。そうなるとお金が回らなくなり、経済成長の妨げとなる。
昨今、製品の価格が上昇、もしくはステルス値上げ(価格が同じでも、中身の製品が少量になっている)が行われている。
急激なインフレは購買を抑制してしまうが、2%程度なら少ない負担で消費が促進され、経済が成長すると考えられている。
商品が小さくなっていることを悟られない様、工夫された底上げ包装容器の評論も楽しい。(キットカットも、昔は長さ15cmあった様な、、)
- PBR
Price Book-value Ratio (株価純資産倍率)
「保有している純資産」に対する「株価」の倍率。
この数値が低いと、純資産に対して株価が低いと言うことになり、
良く言えば「割安株」でお買い得、悪くいえば「企業価値/期待値が低い」と言える。
日本の企業はPBRが「1」未満の企業が多く、企業価値と期待値を高める様、東京証券取引所より改善要求が出されている。
例)陶芸家のMさん 銭湯経営Zさん
純資産 電気釜30万円 純資産 お風呂 30万円
株価 30万円 株価 10万
PBR 1倍 PBR 0.33倍
銭湯経営のZさんは、持っている資産に対しての株価パフォーマンスが悪いため、株価を上げる努力を要求される。
株価が上がれば、証券取引所全体に活気が出てくる。
- バフェット
アメリカの投資家。年齢92歳、純資産840憶ドル(日本円換算で約12兆!)。
企業を深く分析し、内容を把握している企業、割安な株のみしか購入しない。
また購入したら、めったなことでは売却しない長期保有の投資家として知られている。
コカ・コーラが好きで、大量に株式を保有している。生活は質素。
【今はバブルか?それとも更に高値更新するのか?】
結論:バブルでない。高値は更新する。
その根拠は下記3つ。
- インフレの継続
→まだまだ物価は上がりそう。
- 新NISAへの移行
→非課税の枠が増える。
- 海外からの資金流入
→バフェットの真似して、他の外国人も日本株に注目
【格言】
投資と人生は、自己責任。
主体性を持って行動しよう。
人のせいにするな。他人の人生を生きるな。
迷いがあったら、深く分析して、最後の判断は自分で行え。
失敗したって良いじゃないか。自己で判断した失敗なら、経験として次に活かせるよ。