資産運用は、58歳からでも遅くない。

会社の先輩に、日本円100%で貯金のみしかしていない方がいる。今日は、それが、いかにリスクのあることの説明と、資産運用の必要性を説明する予定。3年前、我々の勤務先で企業型確定拠出年金が開始した際にも「いまさら遅いよ」とのコメントがあり、何もしなかった。

確かに何事も早く始めるに越したことはないが、両学長の名言「今日が人生で一番若い日」を理解してもらい、より良い人生を歩んでもらいたい。

<目次>

①「日本円現金のみ」の2つの
 リスク

②対策

③ご提案

④投資にあてるお金(余裕資金)

⑤まずは行動

①「日本円現金のみ」の2つのリスク

・リスクその1:インフレ

   2020年
   例)車300万円 
    貯金300万円 
    ⇨購入可能

   2021年
   例)車306万円
    貯金300万円
     ⇨購入不可

インフレ率2%の場合
(2023年は、約5%)

 ということは、現金の価値は、、、

     1年目  300万円

     2年目  約294万円

           ;

     10年目 約250 万円

・リスクその2:円安

    2020年 1ドル104円

    2022年 1ドル150円

 → 輸入原材料の価格高騰による、物価の上昇。

→ 海外旅行が高く感じる。

⇒現金(日本円)は、リスクゼロと言う人がいるが、それは間違い。

日本円100%への集中投資をしている事となる。

⇒資産を分散することが重要

日本円と異なる動きをするもの。

②対策

その1 米ドル
円安になっても米ドルを保有していれば、円安対策になる。

その2 金(きん)なのどの現物資産
紙幣は、中央銀行が簡単に発行可能。紙幣を多く発行すれば、現金の価値は下がる。一方、金の採掘量は簡単には増えない。コロナ禍で、現金の発行量が増え現金の価値が下がっている。現物資産を保有していれば、リスクヘッジになる。

その3 株券
企業が多くの収益を得て、企業価値が高まれば、配当金は増えるし、株価も上がる。

⇨これらの資産を分散して保有することが大切と考える。

③ご提案 

7割は、日本円をそのまま。
3割の 資産を分散しよう!

仮に275万円を投資に当てられるとしたら、、、

 
・投資信託全世界株式
 57% (リスク低) 
156万円相当
(良ければ倍、悪ければ半分)

・米ドル
30%
83万円相当
(良ければ1.1倍、悪ければ、0.8)

・株券
20%
55万円相当
  (良ければ3-4倍、悪ければ 0)

・暗号資産 
3% (リスク高)
8万円相当 
(良ければ10倍、悪ければ 0)

④投資にあてるお金(余裕資金)

・乗らない車、車両代、車検代、駐車場代 (5年分)

車両代
⇨20万円?    

駐車場
⇨2万円x12x5年=120万

車検代
⇨10万x 2回 =20万

      合計 約160万円

・コロナ禍での飲み会代   

 (約5千円x8)/月x12x2年= 約100万円 

・銀座での飲み会 
 節約(年2回→1回)

 約15万  ??

 

  合計  約275万円
  ==========

 

⑤まずは行動

そして最後、これが一番重要。

説明内容に納得いただける方は数多くいるが、行動しなければ、理解していないのと同じ。少額でも良いので行動することが、最重要です!

問題意識 x 改善方法 x  行動

一つでも欠けていると何もしていないのと同じ。

少額からでも良いので、スタートすることが大きな一歩となる。

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