会社の先輩に、日本円100%で貯金のみしかしていない方がいる。今日は、それが、いかにリスクのあることの説明と、資産運用の必要性を説明する予定。3年前、我々の勤務先で企業型確定拠出年金が開始した際にも「いまさら遅いよ」とのコメントがあり、何もしなかった。
確かに何事も早く始めるに越したことはないが、両学長の名言「今日が人生で一番若い日」を理解してもらい、より良い人生を歩んでもらいたい。
<目次>
①「日本円現金のみ」の2つの
リスク
②対策
③ご提案
④投資にあてるお金(余裕資金)
⑤まずは行動
①「日本円現金のみ」の2つのリスク
・リスクその1:インフレ
2020年
例)車300万円
貯金300万円
⇨購入可能
2021年
例)車306万円
貯金300万円
⇨購入不可
インフレ率2%の場合
(2023年は、約5%)
ということは、現金の価値は、、、
1年目 300万円
2年目 約294万円
;
10年目 約250 万円
・リスクその2:円安
2020年 1ドル104円
2022年 1ドル150円
→ 輸入原材料の価格高騰による、物価の上昇。
→ 海外旅行が高く感じる。
⇒現金(日本円)は、リスクゼロと言う人がいるが、それは間違い。
日本円100%への集中投資をしている事となる。
⇒資産を分散することが重要
日本円と異なる動きをするもの。
②対策
その1 米ドル
円安になっても米ドルを保有していれば、円安対策になる。
その2 金(きん)なのどの現物資産
紙幣は、中央銀行が簡単に発行可能。紙幣を多く発行すれば、現金の価値は下がる。一方、金の採掘量は簡単には増えない。コロナ禍で、現金の発行量が増え現金の価値が下がっている。現物資産を保有していれば、リスクヘッジになる。
その3 株券
企業が多くの収益を得て、企業価値が高まれば、配当金は増えるし、株価も上がる。
⇨これらの資産を分散して保有することが大切と考える。
③ご提案
7割は、日本円をそのまま。
3割の 資産を分散しよう!
仮に275万円を投資に当てられるとしたら、、、
・投資信託全世界株式
57% (リスク低)
156万円相当
(良ければ倍、悪ければ半分)
・米ドル
30%
83万円相当
(良ければ1.1倍、悪ければ、0.8)
・株券
20%
55万円相当
(良ければ3-4倍、悪ければ 0)
・暗号資産
3% (リスク高)
8万円相当
(良ければ10倍、悪ければ 0)
④投資にあてるお金(余裕資金)
・乗らない車、車両代、車検代、駐車場代 (5年分)
車両代
⇨20万円?
駐車場
⇨2万円x12x5年=120万
車検代
⇨10万x 2回 =20万
合計 約160万円
・コロナ禍での飲み会代
(約5千円x8)/月x12x2年= 約100万円
・銀座での飲み会
節約(年2回→1回)
約15万 ??
合計 約275万円
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⑤まずは行動
そして最後、これが一番重要。
説明内容に納得いただける方は数多くいるが、行動しなければ、理解していないのと同じ。少額でも良いので行動することが、最重要です!
問題意識 x 改善方法 x 行動
一つでも欠けていると何もしていないのと同じ。
少額からでも良いので、スタートすることが大きな一歩となる。