資本家と労働者

世の中の仕組みを理解しているつもりではあったが、うわべだけの理解であったことが判明した。

ご存じの通り、日本は「資本主義社会」である。では、「資本主義社会」とは何か?今までの理解では、「資本主義社会」とは「社会主義」の反対であり、努力や能力により、より多くのお金を得ることのできる社会、とそれだけの認識であった。よって「資本主義社会」の中で、幸せになるには、能力を上げることや努力をすることが大切と考えていた。(いくら多くの努力をしても、リターンが同じである社会主義の反対)

しかし、それだけではなかったのだ。資本主義社会においては、大きく2つのタイプに分類される。

①資本家

②労働者

だから何???日本にも資本家はいるけど、自分には関係無い世界で生きている人でしょう?
No ! No ! No ! そうではないのだ!
資本家と労働者は、密接な関係があり、サラリーマンである私の身近な所にいるのだ!
下記の通り、資本家と労働者の定義をまとめてみた。

特長収入
資本家労働者の時間を用いて、資本(土地、建物、仕組み)を活用し、利益を得る。世の中の需要に応じて(時間労働では無い)
労働者時間を提供して、賃金を得る。時間に対して(労働しないと収入がない)

土地(田んぼ)を所有している人は資本家であり、田んぼを耕す人は、労働者(サラリーマン)である。労働者の中で、経験が長く、知識も豊富であれば、リーダーとなり、時給は上がる。ただし、それはあくまでも労働者の中での賃金が高いか安いかの違いで、労働者の域は出ていない。つまり、労働をやめたら収入はなくなるのだ。

一方、資本家は、お米ができるか/できないか、お米が売れるか/売れないかと色々なリスクを背負うこととなる。そのリスクを取ることで、時給計算では無い、多くの収入を得ることができるのである。

ここでは、資本家が良い/悪い、労働者が良い/悪い、といった議論をするつもりは無い。また、サラリーマンの家で生まれた私は、一生労働者の運命を歩むしか無いのだろうか?

サラリーマンの私が考える最も良い方法とは、労働者として軸を置きながら、資本家としてのリスクを少しとり、資本家としての恩恵も受けることだ。

そんなこと可能??
うちの会社副業禁止だし、、、。
可能なのだ!

それは、、、株式を保有することだ!
株式を保有するということは、オーナー(資本家)の一部になるということです。保有した会社のリスク(業績好調/不振)を取ることにより、配当金という、労働収益以外の収益が入ることとなる。

人並みでの結論ではあるが、株式保有をスタートするのであれば、やはり、オールカントリー(全世界株式)になるかと考える。

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