竜泉寺の湯に学んだ事 #5

画像は、竜泉寺の湯のホームページより引用


・非日常を演出(サウナにテレビ設置なし、間接照明。)
・音や香りでも楽しめる。
・配分が大事(ととのいスペースが広い)。

2022年千葉県流山市にオープンしたばかり✨のスーパー銭湯、竜泉寺の湯に行ってきた。サウナブームがやってきてから建てられた施設だけあって、サウナ、水風呂、そしてととのいスペースがとにかく広い。さすが、サウナブームに合わせた、ポートフォリオとなっていた。週末は混んでいると予想し、平日に訪問したにも関わらず、多くな人が訪れるほど、大人気であった。平日の朝だと割引があり950円(通常1100円、土日1280円3時間)、普通のスーパ銭湯より少し高いが、心地よい時間を過ごせたことを考えると、決して高くはない。

先ずは、目玉のサウナ。テレビを設置されている所が多いが、ここはテレビがない。間接照明にアロマの香りもする。どこかアジアのリゾートを訪れている様な感じである。さらにエンターテイメントの要素もある。毎時00分には、音楽が流れ、音楽に合わせてオートロウリュ(サウナの石に自動的に水が掛かる)される。

通常時は間接照明だが、毎時00分にお楽しみが!
(画像は竜泉寺の湯ホームページより引用)

サウナの後は、滝の様なミストシャワーで汗を流す。シャワーの水圧が工夫されており、中心が強くて、外側が弱めで、心地よい。これがあれば、サウナ後に汗を流さずに水風呂に入る人もいなくなると思う。

そして水風呂を出たら、(日本最大級の)ととのいスペースへ。ベットが18台もある。鳥のさえずりBGMが流れており、風が火照った体をゆっくりと包んでくれる。

画像は竜泉寺の湯ホームページより引用

昔からある銭湯に急遽サウナを設置したりすると、どうしても待ち時間が多くなったり、水風呂が混んでいたりする。サウナブームの現在においては浴槽の数よりも、水風呂だったり、ととのいスペースが重要とななる。ブームに合わせて、可変可能であればリスクを減らせる。

今回は、お風呂だけの訪問であったが、15,000冊以上の漫画や書籍もあるラウンジも人気の様だ。私自身はサウナーではなく、お風呂の方が好きであるが、今回はサウナの魅力をより知った。

中目黒の光明泉に学んだ事 #4

画像は、光明泉さんのホームページ画面より引用 ↓↓↓
http://kohmeisen.com/

・おしゃれは、心地良い。
・立地が良いのは強い。
・清潔感が、重要

妻から夕食を代官山へ招待された(誕生日)。その前にスッキリしようと近くの銭湯へ。名前からして、古い銭湯を想像していたが、場所柄なのか、清潔でおしゃれな銭湯であった。どこか遠くに旅行に出かけ、高級旅館のお風呂に入っている様な気分であった。

話は変わるが、銭湯価格もついに500円。普段体を洗うだけのためであれば、少々高額だ。日常の中で、ちょっとした贅沢を味わう存在でなければならない。

研修旅行(PART2) 銭湯準備

茨城県笠間市へ研修旅行(PART1)に行ったのだが、銭湯については特に何も考えていなかった。私が目指していたのは、都会にある普段使いの銭湯であり、スーパー銭湯や温泉とは異なるジャンルと認識していたからだ。

しかしながら、スーパー銭湯や温泉から学べる事もあったため、今回記録しておこうと考えた。

あけの元気館さんに学んだ事 #4

  • 入浴中の景色は大切
  • 風呂後の休憩スペース
  • スポーツ施設との融合

残念ながら、露天風呂からの景色の写真は撮れなかったが、草木と石の庭を眺めながらのお風呂は格別であった。

笠間市いこいの家はなさかさんに学んだ事 #5

  • 丁寧な接客
  • やっぱり、露天風呂は気持ちいい。
  • 普段使いの値段設定

ここは2回目の訪問であったが、値段が500円(2022年5月現在)と東京の銭湯価格でありながら、スーパー銭湯の施設を揃えている。普段使いの風呂としては最高である。

お風呂のジャンルについて、考えてみた。

まず、私が考えるそれぞれのジャンルの比較表を作ってみた。

銭湯スーパー銭湯温泉
日常性日常中間非日常
滞在時間約30分約2時間約1時間
料金約500円約800円約1000円+交通費
浴槽数1〜2桶5〜8桶1〜2桶
立地徒歩圏車で30分車で1時間
浴室景色壁画一部露天風景

こうして一覧表を作るとスーパー銭湯が人気なのがわかる。現在銭湯で人気なのは、スーパー銭湯の要素が少し入ったものだ。たとえば銭湯なのにサウナがある。露天風呂は難しくても外に浴槽がある、といった銭湯だ。銭湯スペースで、いくつかスーパー銭湯の要素を取り入れる事が重要であると考える。

共通点

  • 暖かいお湯が、幸せを持たらす。
  • 体を清潔にする
  • 筋肉痛回復

新しいアイディア。こだわりお風呂のAIRBNB

今回の旅で、一つのアイディアが浮かんだ。それはお風呂エリアをこだわったAIRBNBだ。

都内であれば、後継者がいない銭湯を譲り受ける方法が良いかと考えていたが、地方の場合は、自らの住居にこだわりの浴室を作り、貸し出すのだ。小さい浴槽のため、貸切形式になるだろうが、SNSで予約できる様な工夫をすれば良いのでは?など空想が膨らむ。

草木を眺めながらの半露天風呂が理想である。

西小山 東京浴場に学んだ事 #3

画像は、東京浴場さんのホームページより引用↓↓↓

https://245tokyoyokujo.com

  • 銭湯は接客業
  • 風呂上がりも良い空間
  • +αのスペース空間

2021年頃訪問。店主のアイディア、心遣い❤️が詰まっている銭湯。

お風呂上がりの空間がとても良い。漫画を読むことにさほど興味は無いが、漫画の棚を眺めながら飲むビール🍺がとても心地よかった。ハリーポッターの世界に足を踏み入れた感じであった(一番右の写真)。日常ルーティンとして浴びるお風呂としてではなく、遠くからでも訪問したい銭湯は、お風呂上がりの空間にも工夫を凝らしていると感じた。

また漫画の棚とは別のエリアに+αのスペースがあり、そこで色んな方が出店📖している。縦30cm x 横30cmの木材ブロックの中に、各々のお店が入っているのだ。見ているだけでも楽しい。銭湯経営者目線でも、出店料金が、サポートになってくれていると思われる。


そして帰りの際「ありがとうございました。またお越ください。」と店主から声をかけられた。昔ながらの、番台に座っていて、お客さんを受動的に待ってさえいれば良かった銭湯のイメージも壊された。

黄金湯に学んだ事 #2

画像は、黄金湯さんのホームページ画面より引用 ↓↓↓

https://koganeyu.com/facility

  • 風呂上がり後も良い空間
  • 若者にも人気
  • ロッカーが使いやすい

2021年頃訪問。学ぶべき事🔍が沢山詰まっている銭湯。

外観、更衣室、浴室、サウナエリア、水風呂がおしゃれで心地よいのは、もちろんだが、風呂上がり後の空間が素晴らしい✨。銭湯である以上、面積も限られているなか、最大限の良い空間が提供されている。掃除用具や日用品などは、どのエリアにも見当たらない。

最近は、ビールを提供している銭湯も増えてきた。🍺ビール好きの私としてもお風呂とビールはセットであるが、銭湯でビールを飲む事はほとんどなかった。風呂上がり後の空間がよくないと、銭湯で飲みたいとは思わない。しかしここは、ビールとの相性も良く、飲んだあとの満足度も高い!

若者やカップルにも人気なのもうなずける。ここを目的に訪れたと思われるカップルも何組か見かけた。若者が100%利用すると思われるドライヤーも無料にしてある。

ロッカーも使いやすい。後ろの人とぶつかる事のない配置。鍵は、受付カウンターで渡す形式のため、ロッカーの場所が集中しない工夫もされているかもしれない。上と下のロッカーの間の空間も使いやすい(ロッカー写真中の、左側のロッカー)。

浴室エリア内の配置、導線も非常に良い。立ちシャワーはないものの、浴槽が複数(5つ)あって楽しめる。基本銭湯料金で利用できるエリアは内側に、そして追加料金で利用できるサウナエリアは、奥の扉から先へ、となっている。

お客さんがなかなか移動しないジャグジーエリアは、熱い湯にして回転率を上げ多くのお客さんが楽しめる様にしているのかもしれない。

銭湯入口に混雑状況の表示もあって、徹底的にお客様フレンドリーな対策がしてある。

いつの日か、ここで修行させてもらえる日を楽しみにしている。

文京区 福の湯 に学んだ事 #1

画像は、福の湯さんのホームページ画面より引用 ↓↓↓

http://www.sentou-bunkyo.com/pg65.html

  • おしゃれで、洗礼された銭湯。
  • 朝から営業
  • 今までのオーナーと協業。

訪問時期は、2019年頃。最初に訪れた「デザイナーズ銭湯」。感動!

それまでの私のイメージは、、、
銭湯 = 日常。体の汚れを落とす場所。料金安い。
スーパー銭湯 = 休日に、ゆとり、安らぎ😴を与えてくれる場所。料金高め。

そして、この新ジャンル、
デザイナーズ銭湯=日常に、ゆとり、安らぎ。そして料金安い!

なんと素晴らしいジャンルが誕生したのだろうか!

また一般的には15時から営業開始の銭湯だが、ここは、AM☀️から開始している(訪問当時)。

「入口カウンター」には、ご高齢の女性👵が座っていた。おそらく昔は「番台」に座っていた方だろう。

自分の中で、何か動くきっかけとなった銭湯である。